先日終了が伝えられた「とんねるずのみなさんのおかげでした」には、最近、同性愛者を笑い者にしたのではないか、という批判が寄せられ、フジテレビの社長が謝罪するまでの事態に発展した。
茂木健一郎氏のように、外野から「テレビはオワコン」と言うのは自由だけれども、現場の状況がどれだけわかっているのか。予算不足以外にも、現場を苦しめているのが、「一億総批評家」とも言うべき風潮だ――前回に続いて、ビートたけしのテレビ論を『バカ論』からご紹介しよう(以下、引用は『バカ論』第4章「バカがテレビを語っている」より)。...
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岸田総理が連発する“仕事をしているふり話法” ただ首相になりたかっただけでは?(中川淳一郎)
岸田文雄首相って何やりたいんだろうか。「聞く力」なんて言っているけど、やっているのは世論を読み、大衆迎合の決定をするだけ。オミクロン株の海外での感染拡大を受け、11月末に水際対策の徹底という名の鎖国令を出したら、読売の調査では圧倒の支持率89%。内閣支持率も前回調査より6ポイント上昇の62%。
これに気をよくしたのか、「まん延防止等重点措置乱発&延長」「金融所得課税見直しで金持ちからカネふんだくる宣言」をします。そして、ロシアに侵攻されたウクライナへの同情が世論と見るや「ウクライナ難民を受け入れる」と宣言。...
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