「山本太郎」が参院選出馬で囁かれるれいわ新選組の皮算用

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三原じゅん子氏と激突?

 無論、選挙が行われる7月までに、自分以外に、票を叩き出せるような「ビッグネーム」がれいわからの出馬を表明すれば、山本氏は喜んで選挙区に降り、どこかの選挙区の1議席を獲りに行くだろう。その際は、どの選挙区が有力なのだろうか。

「一番有力視されているのは、神奈川選挙区です」

 と、永田町関係者。

「神奈川は今回の選挙で4人が改選となりますが、それに加えて今回は、もう1議席分枠があるのです。というのも、昨年、横浜市長選挙に出馬するため、この選挙区から当選していた松沢成文氏が辞職したのです。松沢氏の改選期は3年後の2025年のため、第5位で当選した人は、それに合わせて任期は3年となりますが、それだけ当選のチャンスは増えますし、浮動票が多い神奈川選挙区は山本氏との相性も悪くない」

 ちなみにこの選挙区の改選組には、あの三原じゅん子氏参院議員も含まれる。

「2人の間で壮絶な舌戦が繰り広げられれば、自然に注目が集まり、人気勝負の山本氏にとっては有利になる。有力候補地のひとつといっていいでしょう」

 局地戦で盛り上がれば、党の名が売れ、比例票も稼げるというわけだ。いずれにせよ、7月の決戦に向け、各者の蠢きは加速していく――。

デイリー新潮編集部

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