ミス学習院からセクシー女優、覚せい剤で逮捕… 「結城るみな」の“転落と懺悔”告白

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荒れた生活も、「ミス学習院」の重圧

 デビューをきっかけに、家賃4万5000円のアパートから、歌舞伎町にほど近い家賃22万円のタワーマンションに引っ越しした。生活水準も高くなった。料理はできないので食事はUber頼り。猫を飼い、遊び歩いた。

「撮影が毎日あるわけじゃなくて、時間を持て余してしまうんです。ひとり遊びが出来ないので、ホストクラブに行って、一晩で20万円を使ったりもしました。でも……」

 こうした環境の変化、「寂しさ」が薬物に駆り立てた、と言いたいのだろう。そしてここでも「ミス学習院」がプレッシャーになった、という。

「3作目くらいまでは『ミス』の肩書で注目された。でもその後、自分に何があるのか、一発屋になってしまうのではというプレッシャーがありました。そして今さらながら『映画女優を目指していたのに……』という気持ちもあった。それも薬物にハマった原因かもしれません」

 例の男との関係が切れた後は、自分で売人を探し、覚せい剤を求めた。

「相場はまちまちでしたが、ワンパケ(0.2g)で2万円くらい。今思えば完全にラリった状態で撮影に臨んだりしていて、マネージャーさんに疑われていましたね。母にもたまに会うと『変な薬やってるんじゃないでしょうね』といわれました。言い訳になりますが、自分でも『やめよう、やめよう』という気持ちはあったんです。逮捕される前にも、2カ月ほど薬物を絶っていた時期があった。でも禁断症状に耐えられなかった。外に出たくない、人間が怖いという気持ちがとまらず、行動できなくなってしまったんです。そうなるとUberも呼べず、深夜にコンビニとドラッグストアに行ってカップラーメンを食べる、それがやっとでした。だから、動くために薬物に頼る、そんな状態だったんです」

 だから逮捕された時は、ほっとした気持ちも覚えたという。

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