1995個で1位の「清原超え」も秒読みに…球史に残る“三振王”を振り返る!

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「バットを振らなければ、野球は始まらない」

 西武・中村剛也が今シーズン、プロ野球の通算三振記録を更新する可能性が高くなっている。中村の通算記録は4月17日時点で1932三振。トップの清原和博(西武など)との差は「23」に迫っている。三振が飛び抜けて多いのは、当人にとって、あまり名誉に思えないかもしれないが、歴代トップの通算400勝を記録した金田正一(国鉄など)が「(自身が達成した歴代1位の)298敗も誇れる記録。投手がそんなに負けたら、普通ならクビになっとる」と述懐していたように、「負の記録」もまた、それだけ長い間、プロの第一線で活躍しつづけた“男の勲章”であることに変わりはない。...

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