バス旅 太川陽介は苦笑い……やらかし系ゲストが番組に与える良くない影響とは

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 4月6日放送の水バラ「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅11 歩いて歩いて大逆転SP 箱根~秩父」(テレビ東京)で、ヤラセ疑惑が持ち上がっている。太川陽介(63)率いる路線バスチームと、鬼軍曹こと村井美樹(42)の鉄道チームのガチ対決が名物の人気シリーズに何が起きた?

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「太川蛭子の旅バラ」の後継番組としてスタートした「水バラ」の名物企画が「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」だ。

 蛭子能収(74)とのコンビ時代からバスに乗り続けて15年、いまや路線バス乗り継ぎの達人となった太川と、学生時代から青春18切符を愛用し、鉄道のないところは根性で歩く鬼軍曹・村井との対決である。

 両者の戦績はこれまで5勝5敗、6日は決着をつける対戦だった。もっとも、「2人のガチ対決に水を差すのは、常にゲストだった」と言うのはテレビマンだ。

「この番組は毎回のようにハプニングが起こります。足の痛みで歩けなくなるとか、バスが来ない、奇跡的にバスが来た、といった具合です。その上、最近は必ずと言っていいほど“やらかし系”のゲストを仕込むようになっていますね。主に芸人がその役を担っています」

 どんな“やらかし”を?

「例えば、フルーツポンチの村上健志はホテルの部屋の鍵を返し忘れて、旅の途中で気づいて返しに戻ったこともありました。プラス・マイナスの岩橋良昌はゴール目前でトイレに駆け込み、パンクブーブーの黒瀬純は温泉からなかなか上がってこず、予定を狂わせた。スギちゃんはチームからはぐれてしまい、列車に乗り遅れたことも……」

無駄なギャグ

 今回のゲストは、バスチームが松嶋尚美(50)とmisono(37)、鉄道チームがバイきんぐの西村瑞樹(44)と牧野ステテコ(42)だった。初っぱなからステテコが切符をなくしかけていた。

「ネット記事でヤラセと騒がれているのは、対決2日目の終盤です。第4チェックポイントには“究極のTKGを堪能せよ”というミッションがあり、醤油専門店と卵直売店を回って、卵かけ御飯を食べるというものでした。太川のバスチームは難なくこなして一歩リード。村井の鉄道チームはまず卵をゲットし、2キロ離れた醤油店に向かったのですが、その途中でステテコが『卵かけ御飯を食べられるうれしさをギャグにしていいですか?』と言い出し、体を激しく揺さぶるギャグを披露。その際、彼女は持っていた卵が入った袋を地面に落として割ってしまい、もう一度、卵を買いに行くハメに……」

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