「ドライブ・マイ・カー」三浦透子、親族らが語る素顔 「普段からクール」「幼い頃から読書好き」

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 アカデミー賞4部門にノミネートされた映画「ドライブ・マイ・カー」が、国際長編映画賞に輝いた。オスカー映画のヒロインの座を手にした女優・三浦透子(25)の知られざる素顔とは。

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 3月28日(現地時間27日)、アカデミー賞授賞式の会場となった米・ロサンゼルスのドルビー・シアターでは、レッドカーペットを歩く濱口竜介監督(43)や主演の西島秀俊(51)たちへ盛んにフラッシュがたかれたが、そこにヒロインを演じた三浦の姿はなかった。

「今、彼女は方々から声がかかる売れっ子で、折しもミュージカルの仕事のため渡米は控えたようです」

 と解説するのは、スポーツ紙の芸能デスクだ。

「NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』や、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などに出演。6月にも舞台に立ちますが、歌手として3月に新曲を発表するなど多方面で活躍しています。大ヒットした新海誠監督のアニメ映画『天気の子』では、主題歌のボーカルを務めて紅白にも出場し、歌唱力にも定評があります」

「幼い頃から読書好き」

 道産子である三浦は5歳の頃からテレビCMやドラマに出演。10代で数々の映画に抜擢され頭角を現してきたが、学業のほうも怠ることなく、大学進学を果たしていたという。しかも進学先は公式プロフィールでは非公表ながら、私学理系の難関校である東京理科大。専攻は無論、演劇や文学ではないが、数学だったというから面白い。

 三浦の親族に尋ねると、

「“一生懸命勉強しないと卒業するのが大変”と話していましたが、現役で合格して留年もせず賢い子だなと思っていました。具体的に何を勉強していたか説明してくれたこともありましたが、確率がどうとか専門的すぎて分からなかった(笑)。幼い頃から絵本や童話に興味を示す読書好きで、祖父に書店へ連れて行ってもらう度に、数学関連と思われる専門書から、小説やアート系の本まで10冊ほど買い込んでいましたよ」

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