「参院選沖縄選挙区」自民候補に知花くらら浮上のワケ 所属事務所は「100%ない」

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 玉城デニー知事(62)率いる「オール沖縄」相手に市長選で連勝して勢いづく自民党。来たる参院選の沖縄選挙区では、元ミス・ユニバース日本代表でタレントの知花くらら(39)の擁立を検討しているとの噂が流れている。党本部が地元の自民党支援者に「知花さんが参院選の候補となったら支持するか?」と尋ねる電話アンケートを実施しているのだ。だが、所属事務所に出馬の意思を確認してみると……。

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自動音声メッセージ

「19日土曜日の午前中でした。電話を取ったら自動音声テープが流れ出したので、最初はマスコミの世論調査かと思って聞いていたんです。よく聞いてみると自民党からの電話で、『7月に参院選がありますが、知花くららさんが立候補したら支持しますか?』と。知花さんが自民党から出るんだと思って、驚きました」

 こう語るのは、沖縄県在住の60代男性である。同様の電話調査があったことは、2月23日に「沖縄タイムス」も報じている。同紙によれば、自民党が今年9月に予定されている沖縄県知事選候補の調査として、知花や東京五輪・空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒氏(31)の名前を挙げて支持者に聞いて回っているとのことだったが、男性は「私が受けた調査では、はっきり『参院選』と言っていました」。

「オール沖縄」の支援を受け、辺野古基地反対を訴えて当選した玉城デニー知事が誕生した時は見る影もなかった自民党だが、今は飛ぶ鳥を落とす勢いだ。昨秋の衆院選で2議席奪取したのに続き、今年1月に行われた名護市と南城市のダブル市長選も連勝。2月27日に投開票日を迎える石垣市長選も勝ち星を重ねる勢いだという。

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