17歳「鈴木福」のマルチな才能、業界初の高校生コメンテーターへの評価は?

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 福くんこと鈴木福も、現在高校2年生の17歳だ。最近はドラマで見かけないなと思いきや、バラエティや情報番組のコメンテーターとしてマルチな才能を発揮している。高校生のコメンテーター……なんて斬新な!

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 芸能界デビューは1歳、NHK教育(当時)の「いないいないばあっ!」への出演だった。17歳にして芸能活動歴は16年になる。

 ブレイクしたのは2011年4月期のドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ)で、同い年の天才子役・芦田愛菜(17)と双子の姉弟を演じたこと。2人が「薫と友樹、たまにムック。」名義で歌った主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は、オリコンランキングで12週連続トップ10入りを記録。10歳以下が歌ったシングルでは、藤岡藤巻と大橋のぞみ(当時9歳)の「崖の上のポニョ」(07年12月発売)の11週を超えた。最終的には50万枚を超える大ヒットとなり、この年の「NHK紅白歌合戦」にも出場した。民放プロデューサーは言う。

「ちょうどこの頃、ポニョの大橋のぞみは芸能活動からの卒業を発表しました。彼女は中学生になる前に学業を優先する道を選んだのです。子役が中学生、高校生になってドラマの仕事がぱったりと来なくなるのはよくあることですからね。子供っぽさがハマっていた子が大きくなって、声がかからなくなるケースは珍しくありません」

 芦田と鈴木も小学生時代はドラマに引っ張りだこだったが、中学生になるとそれまでのペースではなくなった。

「大きくなったねえ」

「芦田は中学受験で慶応義塾中等部に進学し、才女であることを知らしめました。学業があるためドラマや映画への出演は減りましたが、現在はバラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日)のMCなどを務めています」

 一方、鈴木は地元の公立中学から私立高校へと進んだ。

「芦田同様、鈴木もバラエティに軸足を移し奮闘しています。もっとも彼の場合は、司会ではなく出場者として活躍しています。野球好きなようで『炎の体育会TV』(TBS)で野球対決をするなど、スポーツ系の番組で貴重な存在になっています」

 2月3日には「VS魂」(フジ)に出演し、BMXに挑戦していた。この時もMCの相葉雅紀に、こんな質問をされている。

相葉:福くん、今いくつになったの?

鈴木:高2です。

相葉:大きくなったねえ。

 視聴者の感想も同じだろう。鈴木は「またか」といった顔などせず、明るく答えている。番組ではBMXに挑戦し、相葉はじめ藤井流星(ジャニーズWEST)、浮所飛貴(美 少年)、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子らに勝利していた。運動神経もイイらしい。

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