鷲見玲奈アナ「ズムサタ」抜擢に賛否両論 日テレとセントフォースの事情は
歴代がセント・フォース
「実は昨年春、辻岡アナが卒業し、若手の梅澤廉アナ(28)が就任して以来、視聴率が低迷傾向にあるんです。『ズムサタ』の視聴率は、2000年頃は15~16%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)を誇っていましたが、今年1月22日には6・2%でした。実に96年の番組開始以来、最低の記録で、翌週29日は6・4%と同時間帯の1位からも陥落。2月5日には久々に1位に復帰したものの、視聴率は7・2%でした。もちろん梅沢アナばかりのせいばかりとは言えず、番組の“金属疲労”もあるでしょう。この低落傾向に歯止めをかけるのと同時に、視聴者層の若返りも図ろうと、鷲見アナを起用したのでしょう」
望月アナの続投ではダメだったのか。
「2月に50歳を迎えた望月アナは、昨年6月、所属するセント・フォースの取締役に就任すると発表がありました。それを機に若返りを図って、同社から鷲見アナを連れてきたわけです。初代の山岡アナもセント・フォースでしたから、同社の出演枠といってもいいかもしれません」
制作費削減の折、日テレのみならず多くの民放が、ギャラが発生するフリーアナよりも局アナを使う傾向になっていると聞くが、『ズムサタ』は大丈夫なのか。
「日テレの情報・制作局のトップは、セント・フォースと繋がりが強いんです。『news zero』を立ち上げた人でもあるのですが、『めざましどようび』のお天気お姉さんを務めていたセント・フォース所属の小林麻央アナを無理矢理ひっぱてきてキャスターに据えたこともあったほど。そう簡単に縁は切れないんでしょう」
なぜ鷲見アナが抜擢されたのか。
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