渡部建の復帰は佐々木希の「キャラ変」にかかっている? 「元ヤン」伝説は吉と出るか凶と出るか

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「笑ってはいけない」に出るべきは夫でなく佐々木さんだった!?  発信コメントにうっすら漂うヤンキー臭

 夫の不倫発覚時には、「主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせ」たと謝罪した佐々木さん。今回はマスコミに対し、「憶測や事実ではない内容の記事に何度もやるせない気持ち」になったと不快感をあらわにしている。二つのコメントに共通するのは、「覚悟のない人間」に対する怒りである。芸能人や父としての覚悟なく欲望に流された夫への怒り。報道人としての覚悟なく発信する記者への怒り。芸能人の謝罪といえば「お騒がせして申し訳ない」とぼんやり言うのが定型だが、「覚悟はあんのかテメー」と問う姿勢はヤンキー的といえばヤンキー的である。お人形っぽい容姿が先立ち、あまり性格が見えない人と思っていたが、意外と向こうっ気が強いのかもしれない。

 そんな佐々木さんが魅力を発揮できるのは、のどかな「笑点」ではなく、やんちゃな「笑ってはいけない」ではなかったか。原田龍二さんや袴田吉彦さんら、不倫俳優たちの「みそぎの場」であり、渡部さんの復帰作かと報じられたこともあった。しかし、もし渡部さんでなく佐々木さんが出演していたら、よりインパクトは大きかっただろう。傷つけられた佐々木さんを応援する声は多いし、夫の滑稽さとダメさがさらに際立つ。その方が渡部さんのみそぎになる可能性は高かったのではないだろうか。

 夫婦のことは夫婦にしかわからない。でも佐々木さんの方向性が、夫婦の今後を握るのは確かだと思う。可愛いだけのタレントから脱皮するという点でも、今がまさにチャンスのはず。本気と書いてマジと読む、佐々木さんの気合いが試されている。

冨士海ネコ

デイリー新潮編集部

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