秋篠宮さまが新NY総領事と異例の面談 小室夫妻への便宜を依頼との疑念も

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「娘夫妻への便宜」

 だが、これを額面どおり受け取ることはできないと話すのは、さるベテランの皇室担当記者だ。

「宮内庁はあくまで先方からの希望だとしていますが、これは皇室の方々がお立場上、特定の人に会いたいといえないため使われる説明に過ぎません。新たに辞令の下った大使が天皇陛下にご挨拶した上で赴任先へ旅立つという慣例は確かにありますが、それは相手国との外交を担う立場だからこそ。大使と違って、総領事は相手国に居住する日本国民の保護などを主な業務としていますからね。海外訪問で接点を持ったなどの場合以外で、わざわざ皇族の方にご挨拶したという話はあまり聞いたことがない。きわめて異例だと思います」

 付言すれば、ニューヨークに暮らす在留邦人は約4万人とされ、総領事はその全員の保護を等しく担うべき存在。眞子さんが元皇族といえども、今は民間人として自らの意思で渡米した夫婦を「特別扱い」はできないはずだが、どうして面会なさるのか。この記者は暗にその点を指摘したわけだ。

 本誌(「週刊新潮」)既報のとおり、件の総領事館は、眞子さんの相談役となる女性職員が置かれ、マスコミに対する取材の仕切りや警備についても現地警察に相談している。

「今回の面会が“挨拶程度”だったと説明されても、娘夫妻への便宜をお願いされたのではないかとの疑念を持たれてしまう。宮内庁はそうした国民の目を意識してご公務の日程を立てるべきではないか」(同)

 2月下旬に再びの司法試験が迫る小室圭さんにとっても、新任総領事は心強い“援軍”になってしまうのか。

週刊新潮 2022年2月10日号掲載

ワイド特集「そしてショーは続く」より

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