悠仁さま、“特別ルート”で筑波大附属高校に進学か 幼稚園入園の際も「皇室特権」と疑念の声が

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ちょうど悠仁さまの高校進学のタイミングをカバー

 宮内庁担当記者が言う。

「この制度が新設されたのは、悠仁さまが中学進学を控えておられた時期。一部では、お子さまを筑附中に進学させたい紀子さまのご意向が働いたのではないか、と噂されました。ただ、その頃に小室圭さんの母親の借金問題が持ち上がり、秋篠宮家に対する風当たりが強くなった。世論の誤解を招かないように、悠仁さまはひとまず内部進学を選ばれたのだと思います。今回、改めて注目を集めるこの制度は、5年間の時限的な試みとされ、ちょうど悠仁さまの高校進学のタイミングをカバーしている。それゆえ、この制度を使って進学すれば、“皇室特権”との批判が生じかねないのです」

 悠仁さまの“義兄”となった小室さんが米・フォーダム大のロースクールに入学した際には、公式サイトで〈日本のプリンセス・マコのフィアンセが入学へ〉と発表され、同時に学費が全額免除となる奨学金を手にしている。結果、皇室の威光を背景に特別待遇を受けたという「皇室利用」疑惑が浮上。宮内庁としては、再び秋篠宮家が世論の逆風に晒されることは避けたいところだろう。

 だが、悠仁さまのご進学を巡って、疑念の声が持ち上がったのは今回が初めてではない。1度目は、悠仁さまのお茶の水女子大附属幼稚園への入園が発表された09年に遡る。

悠仁さまの入園で適用された「特別入学制度」

 今年で創立146年を迎える名門幼稚園に通うには、抽選や集団テストなどを通過して、倍率10倍以上の狭き門をくぐり抜ける必要がある。ところが、さる宮内庁関係者によれば、

「悠仁さまは一般入試を経ずにこの幼稚園に入園されています。というのも、当時の紀子さまは、日本学術振興会の名誉特別研究員として、お茶の水女子大に設けられた専用の研究室で健康問題に関する調査・研究に取り組まれていました。同大では、女性の教員や研究者を支えるため、その子どもを附属の学校に受け入れる“特別入学制度”が設けられており、悠仁さまの入園に際しては、この制度が適用されたのです」

 お茶の水女子大学が特別入学制度を新設したのは、悠仁さまの合格が決まるわずか1年前のことで、悠仁さまは制度適用の“第1号”となられた。実際、紀子さまは悠仁さまを幼稚園へ送り届けた後、大学の研究室に向かわれることもあったという。

 しかし、悠仁さまが入園を控えた時期に、たまたま、特別入学制度が設けられるというタイミングの良さには、首を傾げる向きもあった。研究のためお茶の水女子大に通われる紀子さまは学長とも直に話ができる間柄と見られていたからである。そして、お茶の水女子大附属幼稚園から小・中学校へと進まれた悠仁さまは、またも、タイミング良く設けられた“制度”で高校に進学されようとしているのだ。

 一度ならず二度までも。しかも、これらの措置は、学校の宣伝に力を入れる私立校ならいざしらず、国立の学校で行われている。違和感は拭えず、“悠仁さまシフト”と疑われても仕方があるまい。

週刊新潮 2022年1月20日号掲載

特集「悠仁さま『筑附高』進学で『皇室特権』批判の危機」より

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