「悠仁さま」の特別ルートでの高校進学 「小室問題」以上に宮内庁が危惧するワケ

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将来の天皇陛下への信頼に

 他方、宮内庁担当記者は、

「この制度は設立の時期や経緯を見るにつけ、悠仁さまのためのものだという風に国民が捉える方が自然ではないでしょうか。実際はそうではなく別の事情があったにしても、国民は悠仁さまの進学について違和感を抱き続けることになりかねない。それは皇族方にとっても国民にとっても幸福な状態とは言えないでしょう」

 と指摘したうえで、こう続ける。

「秋篠宮さまは『小室問題』の際に、『国民から祝福される環境』のために説明が必要だということを繰り返し述べられていましたね。今回の進学についても同じことが言えるのではないかという指摘が出てきた場合、どんな説明をすべきなのか、なかなか難しいのではないかと宮内庁は見ているようです。さらに、もし筑附に進学したとして、その後には東大への推薦入学も取りざたされているようです。事実なら将来の天皇陛下への信頼にケチがつきかねず、それを危惧する声も聞こえてきています」

 もちろん、悠仁さまが筑附に進学されることも、その後の東大への推薦入学を視野に入れられていることも確定したものではない。また悠仁さまの学力は非常に優秀だとも言われている。できるだけ多くの国民が違和感を持たない形での決着を望んでいるのは、宮内庁だけではないだろう。

デイリー新潮編集部

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