巨人の新外国人 MLB96発「ポランコ」に早くも囁かれる不安 専門家は厳しい評価

スポーツ 野球

  • ブックマーク

Advertisement

5勝5敗

 アダム・ウォーカー外野手は、2019年からアメリカ独立リーグでプレーし、2020年、21年で2シーズン連続MVPを獲得しているが、メジャー経験がない。育成含みとなりそうだ。

 一方、マット・アンドリース投手はどうか。

「速球は150キロ前後で、制球力はありますが、これといった決め球がありません。とはいえ、緩急をつけた投球で、バッターのタイミングを外すのが上手いですね。速球、カーブ、チェンジアップを上手く組み合わせて投げるので、大崩れすることもありません」

 レイズ時代の2016年は、先発ローテーションに入っていた。

「ストライクを先行させ、ボールになる変化球で三振を取った。この年は8勝を挙げています。ところが、2018年あたりからストライクを先行させる投球ができなくなり、2019年は先発から外されています」

 巨人では、先発で起用する予定という。

「本人も先発で投げる意欲があるようですね。シーズンが始まって、最初の2カ月は活躍できると思います。その後は各球団から研究されるでしょうから、そう簡単に勝てなくなるかもしれません。先発で5回投げて2失点に抑えればいい方です。フルシーズン活躍するのは難しいと見ています。具体的な成績を予想するとすれば、5勝5敗、防御率は3.5から4.0くらいになるでしょう」

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。