昨年ブレイクした“通好み”の女性芸人ベスト3 3位ぼる塾、2位ヒコロヒー、断トツ1位は?

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2位はやさぐれ芸人

 田辺の「美味しいスイーツを見抜く能力」を評価する声は多い。お笑い以外でも視聴者の支持を集めたことで、3位にランクインしたというわけだ。

「第2位はヒコロヒー(32)でしょう。昨年はバラエティ番組の出演回数が増え、冠番組も持つに至りました。ドラマにも出演して関係者の注目を集めました。才能がお笑いだけにとどまらずバラエティが豊かなところが、テレビ業界で評価されている理由だと思います」(同・スタッフ)

 男女問わず、最近のお笑いでは「やさぐれ芸人」が人気を集めている。その中でもヒコロヒーは、頭一つ抜けたという。

「やさぐれ芸人という立ち位置を確保した上で、普通のトークで笑わせることも、ドラマで演技を披露することもできるわけです。他の女性芸人より活躍の場が広いので、仕事の依頼も増えるという好循環が起きています」(同・スタッフ)

1位は断トツ

 そして、文句なしの第1位が阿佐ヶ谷姉妹だという。

「テレビ業界人の間で特に評価が高かったのが、阿佐ヶ谷姉妹の2人です。フジテレビの『細かすぎて伝わらないモノマネ』の常連として知名度を上げ、18年の『THE W』で優勝を果たしました。その結果、出演依頼の殺到。特需とも言うべきチャンスをしっかりものにしました。21年に入ると、まさにバラエティ番組の常連になったのです」(同・スタッフ)

 人気の象徴と言えるのがドラマ化だ。18年に『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(幻冬舎)が出版されたのだが、何とNHKがドラマ化したのだ。

「阿佐ヶ谷姉妹の“姉”を木村多江(50)が演じましたが、本人にそっくりという評判もあって、ドラマも大きく注目されました。テレビ業界での人気は、女性芸人という枠では1、2位を争うレベルです。漫才もコントもモノマネも上手です。『おばさん』という視点からネタを作り、それを嫌味なく笑いにつなげるセンスは独特で、他のコンビでは真似できません」(同・スタッフ)

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