突如“子持ちで離婚協議中”と明かしファン騒然…為近あんなが語る「告白のワケ」とシングルマザー生活

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SNSでの嫌がらせ、今では感謝

 ライブ配信で人気を博した為近さんは、その後、ネット番組への出演、さらに短編映画では主演も果たした。個人事務所も設立し、生活も安定してきた中で、起きたのがネット上での嫌がらせだった。身に覚えのないアカウントが為近さんのTwitterのフォロワーに対し「為近さんの子供と同じ幼稚園に通っているママ友です」と送り、子供の存在を暗に示唆してきたのだ。

「犯人はわかりませんが、ファンの目につくよう、あえて私の固定している宣伝ツイートに『お子さんと同じ幼稚園です』と書いてきたり、ファンに『銀座の秘密倶楽部で一緒に働いてます』と嘘のDMを送ったり……。私のファンを離れさせたかったんだと思います」

 このままではファンに迷惑をかけてしまうとして、為近さんは12月7日、「私は、小さな子どもを育てながら、現在、別居中の夫に対して離婚を求めて争っています」と結婚し子どもがいること、さらに別居中の夫と離婚協議中であることをTwitterで初めて明かした。

「実はライブ配信中も子供の声が入っていたりしたので、気づいているファンの方もいて、どこかのタイミングでは言おうとは思ってました。でもすべて明かすとしたら、離婚が完全に成立して、親権が決まってからと考えていました」

 望まぬ形で事実を明かすことになった為近さん。ファンが離れるのではとの不安もあったが、返ってきたのは温かい声ばかりだった。

「ファンの方からは応援のコメントは多かったですし、関係者の方から心配の連絡も来ました。子供がいるためライブ配信以外のイベント出演は月に2回ほどしかできず、ファンからは『もっとやったらいいんじゃない』と言われていたんです。けれど、これまでは『子供がいるから』とは答えられませんでした。でも、今ははっきりと『子供がいるから、それだけしか働けない』と言えるようになり、楽になりました。今まで配信中に子供が咳した際は、そのたびに配信を一旦やめていたんです。けれど今はもう切らなくてよくなりました。嫌がらせをしてきた相手には公表する機会をくれてありがとうと言いたいです(笑)」

今後の活動予定は

 為近さんは今、仕事よりも子どもとの時間を何より大事にしている。

「子供はかわいいですね。自分のことをかわいいとわかっているみたいで『ぼく、かわいい?』と聞いてきます(笑)。それに結構理数系なんですよ。私の父に電気の仕組みを聞いたり、自分でプログラミングをして車を動かしたり。今はプログラミングなどを勉強できる幼稚園に通っていますが、そこが合っているのかなと思っています」

 将来、子供が私立中学へ行きたいと言ったときや、留学したいと言われても困らないように、今は貯金をしている。以前、グラドル時代の為近さんを取材している際には奔放な印象もあったが、すっかり落ち着いた母の顔になっていた。為近さんにそう指摘すると「いろいろ見てきましたから、悟りました」と笑った。

「今は、ライブ配信以外にも様々な人とのつながりで仕事のオファーをもらっています。所属するライバー事務所の社長のつながりからモデルの仕事や、先日もファッションショーの『関西コレクション』にも出演しました。以前の事務所で謎にDJをやらされたり、バラエティー番組に出させられたりとかいろいろあったけど、今はやっていてよかったなと思います(笑)。子供もいますし、今後はグラビアの仕事は減らして、映像であったりスチールのモデルに移行できたらなと思っています」

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。個人ブログ「OUTCAST」も運営中。Twitter:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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