有吉弘行が「大喜利のお題は事前に教えていた」と暴露 風評被害を受ける「番組名」

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 12月1日、人気バラエティ番組「有吉の壁」(日本テレビ系列・水・19:00)が3時間スペシャル版で放送された。その中のコーナー「ごちそうの壁を越えろ!高級中華争奪大喜利」で“事件”は発生した。

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 アシスタントの佐藤栞里(31)が「相手に少しだけダメージを与えるお年玉の渡し方は?」というお題を読み上げると、MCの有吉弘行(47)から爆弾発言が飛び出したのだ。

有吉:以前まではね、事前に問題をお教えしていたんですけど。(スタッフが爆笑)

パンサー尾形貴弘:言わなくていいでしょ、それ!

佐藤:今回からは?

有吉:今回からはもう、ここで初見で。

インパルス板倉俊之:僕(初見だと)信じてましたよ(テレビ)見ながら。

有吉:みんな前日から考えてきた答えを書くだけという仕事だった(笑)。

 民放キー局でバラエティ番組の制作に携わるスタッフは、「有吉さんの発言に、SNSなどでは相当な反応があったようです」と言う。

「『有吉の壁』で大喜利は人気コーナーです。もう中学生(38)の名回答が話題になったこともありました。番組では演者のツッコミで笑いを取るシーンになっていましたが、『大喜利のお題を事前に教えている』という発言に動揺した視聴者も少なくなかったようです。SNSでは“不正だ”“ヤラセだ”“騙された”と批判の声も上がりました」

事前に明かすメリット

 確かにNHKが2005年から20年まで放送した「着信御礼!ケータイ大喜利」のように、生放送でお題を出し、初見の視聴者から回答を募集した番組もあった。

「もちろん大喜利は、出されたお題にその場で答えるという、ぶっつけ本番のスタイルが基本です。回答そのもののクオリティだけでなく、回答の速さやアドリブ力なども問われます」(同・スタッフ)

 しかしながら、このスタッフ氏は「個人的には、大喜利のお題は事前に明かしたほうがいいと思っています」と言う。

「当意即妙の回答と、底に流れる緊張感が大喜利の醍醐味です。とはいえ、事前にお題を明かしておくと、回答のレベルが上がるのです。そのためバラエティ番組の現場で、大喜利のお題を前もって教えることは珍しくありません。“ヤラセ”という感覚はありません。番組をより面白くするための演出だと考えているスタッフが大半でしょう」

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