愛子さまのお誕生日文書で際立った「眞子さん・佳子さま」との違い つづられた感謝とご決意

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「全ての方に深く感謝いたします」

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「すでに成年皇族としての心構えができていらっしゃるようで、大いに安堵しました。皇室は、家長としての天皇陛下を周りの皇族方がお支えするという形で成り立っています。そのあり方に深く思いを致され、果たすべき役割について覚悟を決めていらっしゃるようにも感じました」

 愛子さまはまた、

〈全ての経験が、今、私の財産となっています。今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします〉

 とも記されていた。

「愛子さまが歩まれた道のりは決して平坦ではありませんでした。ご自身や雅子さまへの批判が苦しい体験だったことは言うまでもありませんが、お立場についても不透明な部分が多かった。ご誕生によって政府では皇位継承に関する議論が始まり、あるいは女性天皇として即位して頂くという可能性も含めたやり取りがなされてきました。不安定なお立場でお過ごしになるストレスはさぞお辛かったでしょうが、それでも困難を乗り越え、すべての国民を包容なさるようなご姿勢を示されたのですから、万感胸に迫るものがあります」(同)

週刊新潮 2021年12月16日号掲載

特集「『愛子さま』祝賀にも立ちはだかる『小室問題』」より

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