反町卒業で次の相棒を探る 女性、ジャニーズは無理の理由 対抗「向井理」なら本命は?

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若返りが必要

 報道では、反町自身が申し入れたことになっているが。

「続ける、辞めるは、反町の意思で決まるものではありません。主役の杉下右京を演じる水谷豊さん(69)は絶対に替えられませんから、視聴者を飽きさせないためにも、相棒を替えていくしかない。水谷さんも番組がスタートした頃は、48歳でしたが、来年はもう70歳ですからね。相棒が若返らないと、番組自体が老け込んでしまいます」

 右京さんも白髪隠しか薄毛対策か、いまや茶髪である。

「それでも、現在78歳の北大路欣也さん、77歳の高橋英樹さん、古谷一行さん、74歳の西田敏行さんに比べたら十分に若いですけどね。しかも、『傷だらけの天使』(日本テレビ・74~75年)や『熱中時代』シリーズ(同前・78~81年)、そして『相棒』シリーズと、人気シリーズを多く持ち、ハズレがありません。こういう人はなかなかいないですね。『相棒』は映画化もされて、テレ朝にとってはドル箱ですし、制作の東映とは資本関係もありますから、番組をやめるわけにはいきません」

 水谷は「平均15%を下回るようならやめる」とスタッフに漏らしているとも報じられたことがある。それだけに相棒の交代時期ということなのだろう。さて、そこで話題となっているのが次の相棒は誰か、だ。

相棒の法則

「ネットでも話題となっていますね。そろそろ女性の相棒が出てもいいのではないかという声もあります。その点で言えば、同じテレ朝の『未解決の女』で好演した波瑠や、テレビ東京の『ハラスメントゲーム』で唐沢寿明の相棒を快演した広瀬アリスなんていいと思いますけどね」

 これまでの相棒は、着任前に「相棒」に出演したことはない。ところがこの2人、すでに出演済みで、13年(Season11)の元旦スペシャルに揃って出ていた。広瀬は60年前に亡くなっていた役だからまだしも、波瑠の役名は二百郷茜(におごう・あかね)だったから、“相棒の法則”に合わないのだ。

 相棒の法則とは、歴代相棒の名前は「か」で始まり「る」で終わる、というもの。亀山薫(かめやま・かおる)、神戸尊(かんべ・たける)、甲斐享(かい・とおる)、冠城亘(かぶらぎ・わたる)、いずれも合致する。内閣情報官役で出演している仲間由紀恵の役名は社美彌子(やしろ・みやこ)だから無理ということに。

「右京さんがロンドン研修時代、伊武雅刀の演じた南井十(みない・つなし)がおそらく最初の相棒と思われますが、後になって実は出生名は鏡見悟(かがみ・さとる)だったと後付けしたぐらいですから、この法則は死守されるでしょうね。ただ、女性相棒の場合、水谷さんの了解がないと実現は難しいでしょうし、パワハラ、セクハラが問題になりやすい今、脚本家も本を書くのが大変です」

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