「THE TIME,」視聴率ジリ貧の理由 同業者からは「安住アナをもっと信じたほうがいい」
朝から“ご当地麺”
「ただし、その後に続く、安住アナのやる気が感じられない歌と体操は必要でしょうか。7時ちょうどのキリのいい時間、出勤、通学の準備を始めようかという慌ただしい時に、のんびりと体操の歌、その後の『ニッポンの空が見える！列島中継リレー』では“ご当地麺”特集として、青森の“味噌カレー牛乳ラーメン”、松山の“鍋焼きうどん”で10分近く。これを見た後、会社や学校へ行くとうのはどうですかね」
朝っぱらから“大盛り定食”の中継もあったっけ。
「“ご当地麺”に続いてサッカーW杯予選オマーン戦。日本が勝利してグループ2位に浮上という未明3時の最新ニュースでした。試合は地上波で放送されなかったので、知りたい人も少なくないでしょうが、これがわずか1分程度。放映権の問題で映像が使えなくても、フリップなり選手の顔写真を使って10分くらいもたせることはできたはず。少なくとも“ご当地麺”よりは放送する価値があったと思います」
サッカーは1分だったが、続く「クレーン車横転」に3分52秒、「ワクチン検査パッケージ」に5分5秒、「バルミューダのスマホ」に3分54秒が費やされた。
「そんなにじっくり見たいニュースでしょうか。それなら短いニュースをテンポ良く入れて数で見せたほうがいいと思います」
そして7時30分。再び番組キャラのシマエナガが登場する。
安住を崩すシマエナガちゃん
シマエナガ：7時30分、7時30分！ 今日は“将棋の日”、なんでぇ？
安住：なんで？ 11月17日？ わからない。
シマエナガ：じゃあねぇ～（と帰って行く）。
安住：え？ えーっ！ 時刻は7時30分です。（鈴木）みな・まりあさん！ ン？ ニュースか。ニュースです！
「出題しておいて、答えを出さずに帰って行くシマエナガには、安住アナですら段取りを忘れたほど。視聴者だってイライラが募ったでしょう。見る気を失いました」
根本的な問題があるという。
「どこのテレビ局でも、ディレクターはサブコン（副調整室）に複数のモニターを置いて、ライバル局の画面を見ながら番組を進行します。翌日は視聴率の1分計（折れ線グラフ）を見て、ここで（数字が）取れた、ここで落ちたと反省しながら、0・1％でも上回ろうとするものですが、TBSはそれをやっていないんじゃないかとさえ思えてきます」
安住アナが中心となって放送後に反省会を行っているという報道もある。
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