岸田総理は「高市氏の次期首相」を潰したい? 安倍元総理に忖度せず林芳正氏を外相に

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 甘利明前幹事長が辞任したことに伴って茂木敏充氏が外相から幹事長へとスライドしたため、新たに外相に就任したのが、参院から衆院・山口3区に転出した林芳正衆院議員(60)である。

 政治部デスクが言う。

「茂木さんの幹事長就任が決まった後、外務大臣候補に林さんの名前が挙がったのですが、一度立ち消えとなってしまったんです」

 なぜなら、“アノ人”が反対したらしく、

「安倍晋三元総理とその周辺です。表立った理由は林さんが日中友好議連の会長だからというものですが、そう単純な話でもない。安倍さんと林さんの地元、山口選挙区の区割りの問題があるからです」(同)

 山口県に4区ある選挙区は2022年以降に一つ減り、3区となる。すると、今いる4人の山口県選出の衆院議員1人が“イスを失う”ことになるのだ。

 地元の県議は、

「現状ですと、1区の高村正大さんと林さんがその候補となります。しかし、林さんが外相になり、将来の総裁候補となれば、山口に留まることになるでしょう」

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