サッカー日本代表、森保監督の後任候補は? 名古屋のフィッカデンティ監督が急浮上

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急浮上するフィッカデンティ監督

 そこで、スペイン人のロドリゲス監督(浦和)やセルビア人のペトロビッチ監督(札幌)の名が取り沙汰されているというのだが、ここにきて急浮上しているのがイタリア人のフィッカデンティ監督(名古屋)である。

 10月30日に行われたルヴァン杯決勝で、名古屋はC大阪を2―0で退け、11年ぶりのタイトルを手にした。

「イタリアサッカーは“カテナチオ”と呼ばれる強固な守備が特長ですが、彼もやはり守備重視派。W杯本戦では格上とばかり戦うことになる日本代表に適した戦術でもあります」

 彼は、日本代表DF長友佑都が初めて海外に挑んだ際の移籍先、イタリア・チェゼーナの監督だった。彼に見出された長友は目覚ましい活躍を遂げ、ビッグクラブのインテルへとステップアップを果たした。

「かように東洋人を見下すこともない。それどころか、日本のサッカーに造詣が深く、親日家でもあります」

 日の丸を託してみたい。

週刊新潮 2021年11月11日号掲載

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