日本はデフレが続き「安売り状態」 外資が超高級ホテルを建設も“日本人と犬は泊まれない”

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成長するしかない

 アジアから来たバックパッカーが安宿に泊まっていたのは“今は昔”。これからは安宿にしか泊まれないのは、フツーの日本人ということになるのだろうか。

「戦後、東京の高級ホテルは外国人専用のような状態で、“日本人と犬は入れない”などと自虐的に言われていたものです。そんな貧しかった頃の日本に、また逆戻りしてしまうのでしょうか」(同)

 冒頭の大学教授が語る。

「今回の総選挙で、分配を主張した野党連合が不発に終わりました。一方で成長を訴え、そのための行財政改革を主張した日本維新の会が躍進した。日本が豊かさを取り戻すには、頑張って成長するしかないのだと思っている日本人がまだまだいることに安心しました。日本も成長力を取り戻して自国通貨を強くしなければ、国民は豊かになりません」

 どうやら、日本人も発想の大転換が迫られているようだ。

デイリー新潮取材班

2021年11月11日掲載

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