「小室圭さん」試験不合格 それでも年収「600万円」ではなく「2000万円」のカラクリ

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不合格でも収入はある

「不合格といっても、次回は落ちた科目だけ受ければいいから大丈夫ですよ」

 楽観的だが、2月までそれほど時間もない。パラリーガルとして働きながら勉強している暇などあるのだろうか。

「2回目で受かる人も少なくありませんし、多くがパラリーガルとして働きながら勉強しています。次は大丈夫でしょう」

 その間の収入が心配だ。

「小室さんは弁護士の報酬で働く契約になっていると聞いていますよ」

 え? 不合格なのに? ひょっとして日本のプリンセスの夫、だからだろうか。

「違う、違う。彼が勤めている法律事務所は最大手ではないけれど、大手事務所と言っていい。大手は新卒の場合、いい人材を得るために、そういう契約を結ぶことは珍しくないんです」

 世界最大手と言われる法律事務所、ベーカー&マッケンジーに勤めたケントさん自身、司法試験合格前から弁護士と同じ収入を得ていたという。

「僕が司法試験に合格したのは80年だけど、7月31日に試験を受けて、8月15日が稟議試験でした。翌16日にはアメリカを発って、17日に日本に到着して、18日から働いていましたよ。もちろん合格発表はしばらく先でしたが、弁護士と同じ給料をもらっていました。ちなみに僕は妻と一緒に日本に来ましたから、言ってみれば小室さんと同じみたいなものです」

日本人は心配しすぎ

 米国にはそうした契約があるのか。小室さんもいい人材の1人として認められたというわけだ。ならば安心だが、来日した翌日から仕事とはずいぶんハードだ。

「確かに厳しい。けど、だから報酬がいいわけです。小室さんが次回の試験も不合格だと、契約もどうなるかわかりませんが……。みなさん心配しすぎですよ」

 とはいえ、日本人は皇室に関することとなると心配せずにはいられない。

「ただの心配ならともかく、中には結婚反対とか、小室さんの人格を否定するような書き込みもある。そうした日本人がいることに、僕は今、失望しています。日本には“人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ”という言葉もあるでしょ。愛し合う2人の結婚について、他人が文句を言える権利なんてないんですから」

 重要なのは、試験に合格した後だという。

「3週間もよく休みをもらえたなと思いましたが、一生に一度の結婚ですからね。前回も言いましたが、弁護士になってからのほうが大変なんです。アメリカでは憲法も法律も州によって違いますから、当事者が州をまたぐ場合には、まずどこの州の法律で争うかを考えなければならない。その州で出た判例を調べ、目を通すだけでも大変です。とくに弁護士になりたての頃は助手のような仕事もさせられますから、文書と資料の作成に忙殺され、帰宅できないことだってあるでしょう。それを眞子さんにうまくサポートしていただきたいです」

デイリー新潮取材班

2021年11月2日掲載

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