佐々木希と渡部建は離婚寸前か 慰謝料代わりに高級マンションを購入、教育環境も一新

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「彼女って、こんなに演技が上手かったっけ?」

 東京・日本橋の明治座を経て、大阪・新歌舞伎座での公演を終えたばかりの舞台「酔いどれ天使」を見た、演劇業界の関係者は驚きを隠せない様子。“彼女”とは、モデルで女優の佐々木希(33)のことだ。

「この作品は1948年に黒澤明が監督し、三船敏郎が主演した映画が元になっています。それを今回は三池崇史監督の演出で、ヤクザ役の桐谷健太の主演で舞台化したもの。佐々木はヤクザの幼なじみで居酒屋の女将のぎん役を演じました。これがなんとも良い味を出していたんですよ」(同)

 モデル出身の佐々木は、2010年から6年連続で米国の映画情報サイトが主宰する「世界で最も美しい顔100人」に選ばれたほどの美貌を誇る。が、一方で演技の評価は芳しくなかった。6年前に竹中直人が主演を務めた「ブロッケンの妖怪」で舞台デビューを果たしたものの、

「表情は固いし、台詞は棒読み。当時の評価は散々でした。それが今回、桐谷が演じる羽振りの良いヤクザが結核を患い、落ちぶれて仲間から見放されていく中、彼に寄り添う気丈な女性を見事に演じ切りました」(同)

 桐谷の役どころは、昨夏に発覚した不倫の余波で、いまも謹慎生活中の夫・渡部建(49)を彷彿させる。

 芸能記者が後を引き取る。

「かつての佐々木なら、多忙を極める渡部と3歳になる長男の世話に追われて、地方公演での出演はNGでした。それがいまや、渡部が“主夫”として子どもの世話だけでなく、家事全般までこなしているといいます。それで佐々木は晴れて大阪での公演にも参加することができました。舞台での佐々木への賞賛は、私生活を地で行く演技の賜物だったのかもしれません」

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