「眞子さま・小室さん」会見の質問事項を完全予測 ベテラン記者は「400万円トラブルについては聞けない」

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納采の儀への疑問

 特に加盟社にとっては、自分たちに国民の怒りが向けられるのは避けたいだろう。

「眞子さまと小室さんのご結婚は、何もかもが異例です。世論調査では少なくとも国民の半分が反対しています。小室さんは母親の金銭トラブルなど、解決が求められる問題を抱えたままです。更に週刊誌を中心に、数々の“疑惑”が報じられています。本来なら説明責任を果たす必要があるはずでしょう」(同・神田氏)

 宮内記者会としても、少しでも真相を明らかにする会見にしたい。国民の疑問に応える質問をしたい──そう考え、今も宮内庁と協議しているはずだと神田氏は言う。

 攻めた内容でありながら、宮内庁も簡単には反対できない質問を、神田氏に考えてもらった。

「まずは『なぜ今、結婚されるのですか』という質問です。特に小室さんが渡米してからは、眞子さまとメールなどでどんなやり取りを続けてこられたか、全く明らかになっていません。結婚に関してどのように話し合われ、今年10月に結婚すると決断されたのか、その経緯をご説明いただくことは大変に重要だと思います」

 2つ目は、納采の儀を行わないという問題だ。皇族女性が民間に嫁ぐ際、儀式を行わないのは眞子さまが初めてのケースとなる。

小室文書への質問は?

「一般の方の結婚でも、結納を行うケースはあるでしょう。しかし、皇室の結婚でありながら、結納にあたる納采の儀を行わないというのは前代未聞です。どのようなお考えから納采の儀を行わないと決断され、秋篠宮さまや宮内庁とどのような話し合いをしてこられたのか、お話をお伺いする必要があると思います」(同・神田氏)

 一方で、宮内庁が拒否する可能性が高い質問もある。例えば、小室さんの母親である佳代さんが抱えている金銭トラブルを巡るものだ。

 2021年4月、小室さんはこの金銭トラブルの経緯や自身の考えなどを文書で明らかにした。あまりの長文が話題を集めたが、「解決金を支払う方向」と明記されたにもかかわらず未だに実現していないなど、疑問点も少なくない。

 また、文書として発表されただけで、記者が小室さんに質問する機会はなかった。会見が開かれることを好機とし、文書について改めて質問したいと記者が考えるのは当然だろう。

「金銭トラブルが依然として国民の関心事になっているのは紛れもない事実です。記者としては質問したいのは山々でしょうが、これまでの宮内庁の前例を考えると、『それは終わったことです』という方針になると思います。」(同・神田氏)

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