日テレは「絶対勝ちたい」執念が薄れたか? テレ朝が10月第1週で3冠獲得

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低俗のリメイクでとどめ

「かつて、『NHK紅白歌合戦』のウラで、野球拳をやって低俗と大顰蹙を買った『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』のリメイクでしたが、オリジナル以上に野球拳に特化させ、女の子のおっぱいをこれでもかと言うほど出しました。当時の氏家齊一郎社長も画面を見ながら、“どんどんやれー”と叫んでいたのを思い出します」

 氏家氏は92年に社長に就任し、日テレの改革を押し進めたと言われる。94年の年間視聴率は、全日10・3%、ゴールデン16・0%、プライム15・5%で日テレが初の3冠となった。もっとも、ゴールデンとプライムはフジと同率だった。

「それでも3冠には変わりありません。あの時の勢いが今はテレ朝にあるように思えます。これまでテレ朝はゴールデン番組のスタートを18時45分スタートにしていましたが、これは日テレが始めた“フライング”をさらに大きく前倒しにしたものでしょう。しかし、上手くいかないとわかると、この10月改編で金曜日を除いてあっさり止めました。この決断は敵ながら天晴れだと思います。BIG3がスタートする第2週以降はどうなってしまうのか……」

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