巨人「亀井善行」が今季で引退へ 原監督”お気に入り”偏重起用の采配に疑問

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 巨人の生え抜き最年長選手である亀井善行(39)が、今季限りで引退する意向を固めているという。巨人一筋17年の選手がユニフォームを脱ぐことは寂しい限りであるが、彼を重用する原辰徳監督(63)の采配にはファンからも疑問視する声が絶えない。

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なぜクリーンナップで……

 ペナントレース終盤に差し掛かり、息絶え絶えの巨人。10月5日から始まった首位・ヤクルトとの天王山決戦は、あっけなく3連敗を喫してしまった。もはや優勝どころか2位も遠い夢となりつつある。

 この結果を受け、原監督の選手起用に対する批判が高まっている。特に名が挙がるのは亀井である。

「前半戦を終えた時点で打率は1割台と低迷していましたが、監督は2軍に下げることなく使い続けていました。後半戦に入り少しは調子を上げてきたとはいえ、今も2割2分台です。今季は代打を中心に89試合に出場し、ホームラン3本、打点17。まったく打てていないにもかかわらず、監督は時々クリーンナップに起用するのです」(番記者)

 この3連戦は、2試合でスタメンで起用された。5日は5番、7日は6番の打順を担ったが、2試合で8打数1安打。ファンから”なぜこんな大事な場面で使うのか”とヤジが飛ぶのも当然だろう。実は、まだ公になっていない“事実”を聞けば、この起用の謎が見えてくるのである。

「実は、亀井は今シーズンでユニフォームを脱ぐことになっているのです。すでにフロントも了承済みで、話はまとまっています。つまり、今季で現役最後となる亀井に、花道を作ってやりたいという監督の“温情”が働いているのです」(スポーツ紙デスク)

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