弁護士「小室圭さん」の未来 ケント・ギルバート氏は「事務所の東京支店開設を命じられるかも」

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 ニュースサイト「テレ朝news」は9月25日、「小室圭さんの勤務先が判明 NYで急成長の法律事務所」との記事を配信した。

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 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が10月26日に結婚すると、宮内庁が正式発表した。こうした中、既に小室さんはニューヨークの法律事務所に勤務しているとテレビ朝日が伝えている(巻末:註1)。担当記者が解説する。

「記事では法律事務所の名前は明かされませんでしたが、今では『ローウェンスタイン・サンドラー』だと判明しています。事務所の公式サイトに小室さんのプロフィールが掲載されているため、あっという間に拡散しました。ちなみに肩書は“法務助手”です」

 小室さんは今年7月にニューヨーク州の司法試験を受験。12月に合否が発表される予定で、まだ正式に弁護士の資格を得たわけではない。にもかかわらず、法律事務所で働き始めたわけだ。

「日本の法務省が発表した資料によると、2020年の司法試験の合格率は39.16%でした。ニューヨーク州の合格率は80%を超え、外国人受験者でも70%と高率です。日本のように狭き門ではないこともあり、アメリカの法律事務所で“青田買い”は珍しいことではありません。今は法務助手ですが、試験に合格すると正式な弁護士として働くことになるわけです」(同・記者)

弁護士の“格差”

 一応は就職先が決まったことで、結婚への“ハードル”を1つクリアしたということなのかもしれない。

「アメリカでの調査によると、弁護士の平均年収は約1700万円というデータもあります。しかし、徹底した競争社会ですから、弁護士の“格差”は日本人の想像を超えます。大手の法律事務所を切り盛りする弁護士ともなれば、億単位の年収も珍しくありません。一方、日本では司法書士が担当するような登記などの法律に関する書類作成も、アメリカでは弁護士の仕事です」(同・記者)

 こうした司法書士的な業務を専門にする弁護士も多い。“街の弁護士”として住民から頼りにされているとはいえ、億単位の年収が得られるはずもない。年収数百万円の弁護士もたくさんいるのがアメリカの法曹界なのだ。

 もし小室さんの収入が少なければ、セキュリティの問題に直結する。果たして小室さんは、弁護士として恵まれたスタートを切ったのか、はたまた平均的な位置なのか、それとも……。

 そこで、タレントでカリフォルニア州の弁護士でもあるケント・ギルバートさんに取材を依頼した。

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