安住アナ「THE TIME,」初回をプロはどう見たか 「ちょっとオッサン臭いんじゃない」
TBS10月改編の目玉、「THE TIME,」がスタートした。帯番組は月曜日に始まるのが普通だが、初回の1日は月～木曜担当の安住紳一郎アナ（48）と金曜担当の香川照之（55）の2ショットで幕を開けた。少々堅さもあったが、ライバル局のプロデューサーはどう見たか聞いてみた。
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期待の新番組は初っぱなから、安住アナのお詫びで始まった。
安住：おはようございます。今日から新しい番組がスタートです。夏目（三久）さんの笑顔を楽しみにしていた方、申し訳ない。今月からオジさん2人が担当することになりました。どうぞよろしくお願い致します。
――一方の香川は、胸に小さな初心者マークのバッジを付けて登場した。
香川：初心者マークを付けさせていただきまして、これがいつ外れるのか、いつ外されるのか全くわかりません。緊急事態宣言は解除されましたが、私の初心マークは解除されない予定……。
さて、新番組をプロはどう見たか。民放プロデューサーに聞いた。
「さすが安住アナは落ち着いていましたね。『今日は月初めなので渋滞に注意』とか、ラジオっぽい挿入も効果的でした。進行役の江藤愛アナ（35）との絡みなど、他局の追随を許さないかもしれません。世帯視聴率は『あさチャン！』の倍くらい行くかもしれません」
情報番組で初MCの香川はどうか。
全体がオッサン臭い
「香川さんは、初めのうちこそ緊張している様子でしたが、なかなか上手いですね。アドリブもいい感じでした。安住アナと組んでいることもあって、話もちゃんと聞いて掛け合うのも良かった。安住アナが『なにせ初回の放送ということで、朝からいい社会人が200人ぐらいバタバタしております』と状況を説明すれば、香川さんが『加えて私たちオジさん2人ですから。知っていますか？ 2人足して103歳でございます』と加えたり……」
高評価である。
「とはいえ、2人合わせて103歳というだけに、なんだかオッサン臭さが漂っていましたね。社運がかかっているだけにセットも立体的でお金がかかっているのはわかりますが、重くて濃すぎる。朝番組に必要な軽やかさが欠けています。いちいちセットに上ったり降りたりするから、時間もかかっていました。あんなに動かなくてもいいと思います。また、安住、香川のスーツ同様、スタジオに濃紺が目立つ気もしました」
やはりプロの目は厳しい。
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