「おかえりモネ」の影響で人気上昇中 いま注目すべき5人の女性気象予報士

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 現在放送中のNHKの朝ドラ『おかえりモネ』は、ヒロインが気象予報士として成長していく様を描いている。劇中にも実際の気象予報士が登場し、話題になった。そこで今回は“今、注目してほしい”5人の女性気象予報士をご紹介しようと思う。

 まず1人目はウェザーマップに所属する片山美紀だ。現在はNHK総合の『首都圏ネットワーク』(祝日を除く毎週月~金・18:10~)と『気象情報1154』(土・日・祝の11:54~)、『気象情報1853』(土・日・祝の18:53~)を担当している。

 1991年生まれの30歳で大阪府出身。13年に早稲田大学文化構想学部を卒業後、NHK富山放送局で契約キャスターとして入局した。同局では夕方のローカルニュース番組『ニュース富山人』などに出演。企画の取材や構成、編集なども手掛けていたという。

気象予報士試験に合格したのは15年3月のこと。志望の動機は報道の現場で働くうちに、災害の多い日本での天気予報の大切さを痛感。災害から人の命を守ることに貢献したいと思ったことだった。

15年4月にNHK和歌山放送局に移籍し、情報番組『あすのWA!』や『ぐるっと関西おひるまえ』(NHK大阪)などの番組で活躍。16年3月末で気象予報士としての活動に専念するため、NHK和歌山放送局を退局し、ウェザーマップに所属する。17年10月からはテレビ静岡の番組に出演するようになる。『てっぺん!』『ただいま!テレビ』『プライムニュースしずおか』などで気象情報を伝えていた。

 そして20年3月末からNHK専属となり、『首都圏ネットワーク』と『気象情報』を担当することとなった。

 実は大学時代に1度気象予報士試験を受け、実技試験で落ちた過去がある。富山放送局時代に再び気象予報士を目指すことになり、学生時代に通っていた養成学校で再受講するため、半年間、富山から東京まで2時間ほどの授業のためにわざわざ通ったという。ガッツと信念の人なのである。いつも凛とした佇まいが実に印象的でカッコいい。

津軽弁で気象解説

 2人目はセント・フォースに所属する奈良岡希実子だ。16年4月から『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ制作・毎週13:55~)の木曜日の気象コーナーを担当しているのでお馴染みの方も多いのでは。

 青森県青森市出身で85年生まれの36歳。東京女子大学文理学部を卒業した09年に気象予報士資格を取得し、日本気象協会に所属することに。お天気キャスターとしてのデビューは翌10年。宮城県仙台市にある東日本放送の気象キャスターを務め、午前の情報番組『突撃!ナマイキTV』と夕方の『スーパーJチャンネルみやぎ』のお天気情報を4年間担当した。

 その後、14年4月から15年3月中旬までNHK総合、15年9月末から16年3月末までテレビ東京の番組でお天気キャスターを務めると、16年4月からは現在のセント・フォースに所属。『ミヤネ屋』への出演を果たす。現在は緊急事態宣言発令中のため出演を見合わせているが、見どころとして番組MC・宮根誠司の無茶振りや突っ込みに対して絶妙な掛け合いを披露している点を挙げたい。14年7月から地元の青森市観光大使を務めていることもあり、たまに津軽弁で気象解説をするなど、郷土愛が感じられるところは好感度大だ。

もともとSNS上では身長152センチと小柄で可愛らしく、アイドルのようなキュートなルックスが話題になっていたが、素朴な雰囲気が漂う点も見逃せない。『ミヤネ屋』以外では日曜版の『Nスタ』(TBS系・17:30~)のお天気キャスターも務めているので、ぜひチェックして欲しい。

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