高市早苗・前総務相の愛車は430万円「スープラ」 22年乗り続けてニッコリのお宝写真

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 トヨタに「スープラ」という車種がある。新聞では「スポーツカー」と書かれ、ネット上では「トヨタのフラッグシップスポーツカー」、「トヨタのイメージリーダー」と紹介される。要するに、カッコいい車なのだ。

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 そんなスープラに、高市早苗・前総務相(60)は22年間、乗っていたという。人馬一体というが、人車一体という名コンビだったようだ。

 高市前総務相は9月8日、国会内で記者会見を開き、自民党総裁選(17日告示・29日投開票)への立候補を正式に表明した。翌9日に掲載された、読売と朝日の1面をご紹介しよう。

◆「自民党総裁選 高市氏が出馬表明 『改憲』『アベノミクス継承』」(読売新聞)

◆「高市氏、立候補を正式表明 自民党総裁選 安倍氏の政策を継承」(朝日新聞)

 スープラに話を戻すと、週刊新潮(2012年8月30日号)はグラビア欄で、「有名人のちょっと変わった愛車たち」の記事を掲載した。高市前総務相の部分だけ、引用してご紹介しよう。

 高市早苗さんと『トヨタスープラ』の付き合いは、かれこれ24年になる。

「働いてお金貯めて、生まれて初めて新車で買った車。発売前から楽しみで。メタリックパールホワイトを仕入れてもらうのに時間がかかってずいぶん待って」

 430万円した。22年間乗ったという。

「中選挙区時代は、奈良県全域が選挙区で走り回りました。落選中も、B’zの曲を流しながらくじけるもんかと」

地元で保管

“とんがった車”が好きなのだそう。この前はセリカダブルエックスの中古車。学生時代は二輪に夢中だった。近年、パソコンの使い過ぎで視力が落ち、運転がきつくなった。エコカーの潮流とも合わない。というわけで、現在は乗っておらず、実は廃車なのである。

「でも愛していてどうしても捨てられない」

 地元奈良の整備工場に保管して、こうしてたびたび会いにくるのである。

 週刊新潮に掲載された記事は、これで終わる。今、スープラはどうなっているのか、高市事務所に問い合わせた。

「もう30年以上も前の話なので、廃車にしたということ以外は分かりません。申し訳ありません」

 ひょっとすると、いまだに奈良の整備工場に保管されている可能性はゼロではなさそうだ。

 ちなみに中古車の販売サイトを閲覧すると、80年代後半のスープラでも、プレミアが付いて300〜500万円という販売価格のものもある。

 スープラは依然として人気者のようだが、果たして高市氏は総裁選で旋風を巻き起こせるだろうか?

デイリー新潮取材班

2021年9月12日掲載

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