官報の号外が前代未聞の8千ページに 価格は3万5750円

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 官報といえば、政府や各省庁が発表した公告や公文を掲載する冊子で、役所や企業、法律業務に携わる者にとっては必携の情報源だ。

 土日祝日などを除いて毎日発行され、「本紙」1号分は32ページ。だが、7月14日付の官報は前代未聞の8千ページ! 本紙に収まらない分として出される「号外」(158~162号)扱いで、積んだ高さは30センチにも及ぶ。

 内容は、日中韓など15カ国が参加する「地域的包括的経済連携協定」に関するもの。この協定にまつわる関税や投資、知的財産ほかの取り決めをすべて網羅的に掲載している。...

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