眞子さま、持参金“1億3700万円”辞退で年内ご結婚に専門家は「そう簡単な話ではない」

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高額なNYの物価

 週刊新潮(8月26日号)は「『小室圭さん&眞子さま』海の王子のNY新婚生活」の記事を掲載した。新婚夫婦が新居を構えるかもしれない都市の物価がどれほど高いか、引用してご紹介しよう。

 記事ではニューヨーク州弁護士のリッキー徳永氏が取材に応じ、現地のリアルな状況を伝えた。

《小室さんが就職すれば、1年目でも平均レベルの法律事務所で年収1500万円ほど、一流どころでは2000万円に達するでしょう。ただし米国は税率も高い。手取りで残るのは、その6〜7割程度でしょう》

《マンハッタンで、リビングと寝室という最低限の広さの『ワンベッドルーム』の部屋を借りる場合、月30万円以上の家賃が必要でしょう。さらに、ドアマンがいてセキュリティも堅固な物件では、少なくとも50万円にはなると思います》

 現地在住ジャーナリストの津山恵子氏が、ニューヨークの物価を紹介する。

《例えばクイーンズ地区でグラスワインを頼むと大体5~6ドル(約547~657円)のところ、マンハッタンでは15ドル(約1643円)ということもあります。ニューヨークの消費税は約9%ですが、チップの相場は倍の18%。駐車場代もばかにならず、月に500~1000ドルといったところでしょうか》

皇室会議の“ハードル”

 前出の徳永氏は現実的な方策として、マンハッタンではなくニューヨーク州内に自宅を購入するプランを紹介する。

《市外なら1億円もあれば一軒家が十分買えます。さらに近隣の州であれば風呂が5つあるような豪邸も手に入るでしょう》

 だが、家を購入するという計画も、“持参金”たる1億3700万円が支給されることが前提なのは言うまでもない。

 皇室の場合、誕生日を節目として事態が進展することが少なくない。そのため記者は、皇族の誕生日が近づくと警戒のレベルを上げるのが習い性なのだという。

政府の対応は?

「紀子さまのお誕生日が9月11日、眞子さまが10月23日、そして秋篠宮さまが11月30日です。年の下半期に誕生日が集中していることから、9月以降に眞子さまの結婚問題で動きがあるのではないかと見られていました。各社が警戒する中、読売新聞がスクープを報じたのです」(同・神田氏)

 読売は記事で「年内に結婚」すると報じた。誕生日という節目に当てはめれば、眞子さまの誕生日である10月23日や、秋篠宮さまの11月30日が「Xデー」という観測もある。ニュース番組で、その可能性に言及した民放キー局もあった。

「とはいえ、何もかも異例のご結婚です。国民は依然として強く反対しています。一時金を支払わない、儀式も行わない、などという前例は全くありません。年内と言っても、あと数か月。コロナ禍の問題もあります。首相や宮内庁長官がご結婚に対して、本当にゴーサインを出されるのでしょうか。読売新聞の記事から眞子さまの強いご意志は垣間見えますが、実務を担当する内閣や宮内庁の受け止めは違っても不思議ではありません」(同・神田氏)

 本当に結婚するのかしないのか。いずれにしても眞子さまの“プラン”に、政治家も官僚も振り回されるのは確実のようだ。

註1:「ヘンリー王子夫妻が自己負担する莫大な警備費、年間3億円超?」(2021年3月16日配信)

デイリー新潮取材班

2021年9月4日掲載

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