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“天才”藤井聡太、幼少時から見せていた「棋士の片鱗」 祖母語る
強いだろうとは思っていたが、まさかここまで“強い”とは――。昨年最年少でプロ棋士となった藤井聡太四段が、今なおデビュー以来の連勝街道を突っ走っている。栴檀は双葉より芳し。恐るべき中学3年生はどのように育まれたのか、14年11カ月の人生の棋譜。
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藤井四段は2002年7月、愛知県は瀬戸市の生まれである。
住宅メーカー勤務の父と専業主婦の母との間の次男。父母ともに将棋を指さないが、祖父母から5歳の時に将棋を教わり、教室に通うようになる。...
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今月まで公式戦半年間負け知らずの19連勝を果たすなど、将棋の藤井聡太二冠(18)の勢いは留まるところを知らない。果たして死角はあるのか。将棋ライターの松本博文氏が、記録を破られし3人の“伝説の棋士”たちにインタビュー。若き天才への助言を聞いた。
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2020年は、藤井聡太が史上最年少の17歳11カ月で初めてタイトルを取った年だった。
後世の将棋ファンはおそらく、過去をそんなふうに振り返るだろう。藤井の歩みはいずれ、将棋界の正史と同義となる。...
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