銀メダリスト「稲見萌寧」が目指す“飛距離アップ”の落とし穴 宮里藍もマキロイもスランプに

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「過去にどれだけ多くの選手が……」

 東京五輪の女子ゴルフで銀メダルを獲得した稲見萌寧(22)は、霞ヶ関カンツリー俱楽部での戦いを振り返り、こう語った。

「一番感じたことは、ドライバーの飛距離をもっと上げないといけないということ。これからの課題としては飛距離アップが一番です」

 稲見は競技開始初日から飛距離アップの必要性を口にしていた。だが、そんな彼女の言葉を聞いた、キャリアの長いゴルフメディアや関係者たちは、「そうやって過去にどれだけ多くの選手が不調に陥ったことか……」と、彼女の今後を案じていた。...

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