現代の秘境「東京藝大」に潜入 「大学の敷地内にホームレスさんの家」 懐の深さは日本一?

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 累計40万部を突破したノンフィクション『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』(二宮敦人・著)は、社会現象にもなった前人未到、抱腹絶倒の探検記。妻(東京藝大生)のあとをおそるおそるついていく著者(小説家)がまず足を踏み入れたのは美術学部だった。校門をくぐるときにすれ違った全身泥だらけの鉢巻おじさん集団は熟練の肉体労働者――ではなく妻が在籍する彫刻科の教授陣。さらに小さめの体育館ほどもある彫刻棟の中に足を踏み入れた著者は、妻の腕が筋肉質な理由を目の当たりにすることになった。...

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