唐沢寿明主演「ボイス」が2年ぶりに復活 日テレに放送を決断させた意外なキーマン

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 7月10日よりスタートする「ボイスII 110緊急司令室」(日本テレビ)。公式ページには《2021年夏、主演 唐沢寿明!真木よう子とタッグを組んだあの大人気ドラマが帰ってくる!!》とあるのだが……。

「ボイス」ってそんなに人気だったっけ? なんて思われる方もいるかもしれない。しかも主演は「24 JAPAN」(テレビ朝日)で大コケしたばかりの唐沢寿明(57)だ。実は「ボイスII」が決定したのは、まるでジャック・バウワーのように果敢に動いた男がいたからなんだとか。

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 続編の決定に、主演の唐沢も驚いたという。公式ページではこうコメントしている。

《今、なかなか「II」をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということで嬉しいです……》

 数多くのドラマに出演してきた唐沢だが、これまで「II」がなかったというのは少々意外である。

唐沢の熱望で続編に

「ボイス」は韓国ドラマのリメイクとして、19年7月にスタートした。警察の緊急出動班を舞台に、唐沢演じる“ハマの狂犬”こと班長、真木よう子(38)の絶対聴感能力をもつボイスファイラー、NEWS増田貴久(34)など捜査員らの活躍を描いた。平均視聴率は10・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と、大ヒットというほどではなかった。

 前述の通り、唐沢は今年3月に終了した米国ドラマのリメイク「24 JAPAN」で大惨敗したばかり。彼が演じたジャック・バウワー(獅堂現馬)のキャラも似ているような……。しかも、韓国のオリジナルドラマではシーズン2からは主役が変わっているのだ。

 唐沢自身、まさかお呼びがかかるとは思っていなかったはずである。ところが、日テレ関係者は声を潜めてこう言うのだ。

「実は『ボイスII』は、唐沢さん自身の熱望もあって実現したんです」

 初めての「II」は、自分が希望したということか。

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