小室圭さんの金銭トラブル、アメリカでの受け止められ方は 「親の金銭トラブルに子どもは無関係」

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英国でのメーガン妃の評価は“金目当て”

「これまでも日本の皇室は、女性が天皇になれないといった理由で海外から女性差別的だとの批判を受けてきました。しかも、皇室が眞子さまの意思を尊重せず、結婚に反対したとなれば、自由の国・アメリカで同情が寄せられるのは火を見るより明らか。王室を持たないアメリカでは、菊のカーテンと称されるほどミステリアスな日本の皇室に関心が高い。小室さんがメーガン妃のようにテレビ番組で内幕を暴露したら話題になるのは間違いありません。小室さんと眞子さまが“日本のロミオとジュリエット”として注目されること請け合いです」(同)

 とはいえ、メーガン妃や小室さんがたとえアメリカで称賛されようと、母国での評価はまた別の話。実際、英国内ではメーガン妃とヘンリー王子への風当たりは厳しさを増し、“金目当て”との批判が絶えないのだ。

 メーガン妃とヘンリー王子夫妻は、大手動画配信会社ネットフリックスとの間で約170億円もの巨額契約を結び、今後の成功報酬によっては最大300億円を手にするとされる。

「メーガン妃は18年5月にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で盛大な結婚式を挙げ、公務では高価なファッションを披露してきたわけです。これほど王室の恩恵に与(あずか)りながら、2年足らずで手の平返しをされては英国民が怒るのも当然でしょう。ヘンリー王子のサセックス公爵の称号返上を求める活動も過熱して、すでに6万7千人を超える署名が集まっています」(同)

「金銭的な余裕がなく…」

 小室さんもお金に関する話題には事欠かない。眞子さまとの結婚で約1億4千万円の一時金が転がり込むことはかねて物議を醸してきたが、実は、18年3月に予定されていた“納采の儀”を巡っても、お金に絡む新事実が浮上している。そもそも、納采の儀とはどのような儀式なのか。皇室ジャーナリストの山下晋司氏が解説するには、

「納采の儀は一般の結納に当たる皇室の儀式です。内親王とご結婚する場合、男性側の親族が使者として内親王家に赴き、鮮鯛2尾と清酒を3本、絹の服地を渡すことが慣習になっています。鮮魚が腐りやすいなどの理由で鮮鯛の代料としての現金を渡す場合もあります」

 この儀式が、秋篠宮さまが小室さんに不信感を抱かれる“発火点”となったと明かすのは、さる宮内庁関係者である。

「秋篠宮さまと小室さんが同席して、納采の儀に関する打ち合わせをした際のことです。納采の儀で男性側が用意すべき品について聞かされた小室さんは“こんなにかかるんですか?”と驚きをあらわにした上で、“母子家庭ということもあって金銭的な余裕がなく……”と伝えたそうです。その様子をご覧になった秋篠宮さまは、“ご苦労なさっているのだから”と費用を用立てるお考えを示されていた。ところが、その直後に、小室さんの母親と元婚約者との間の金銭トラブルが発覚。納采の儀が延期となってこの話は流れましたが、同時に、それまで小室さんに同情的だった秋篠宮さまは、彼に不安を覚え、やがて不信感を募らせるようになったのです」

 つまり、小室さん側は“結納”の費用についても秋篠宮家に“おんぶに抱っこ”を決め込もうとしていたわけである。

 秋篠宮さまが納采の儀を執り行うことに強い難色を示し、決して許そうとされないのは、この一件も影響しているのかもしれない。

週刊新潮 2021年6月24日号掲載

特集「『フォーダム大』同級生が証言 アジア系ヘイトクライムに遭遇して…母『佳代さん』の教えに背いた『小室圭さん』意外な行動」より

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