Kōki,が映画主演で女優デビュー 静香ママの緻密な計算を評価する声

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 工藤静香(51)と木村拓哉(48)の次女、Kōki,(18)が映画主演で女優デビューするそうだ。長女のCocomi(20)が明石家さんまプロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」で声優デビューの話題も冷めやらぬ中、今度は次女である。演技の経験もないのに主役デビューとは大胆だが、もちろん母親の深謀遠慮があるとか。

 ***

 Kōki,といえば、インターナショナルスクール在学中の18年5月、当時15歳でいきなりファッション誌「ELLE japon」(ハースト婦人画報社)の表紙を飾ってモデルデビューして大きな話題になった。さらに同年8月にはイタリアの高級宝飾品ブランド、ブルガリのアンバサダーに就任し、9月にはフランスのシャネルのビューティーアンバサダーに。翌年にはパリコレでシャネルのコレクションに出演してランウェイも歩くという、まさにトントン拍子の大出世。そして今度は女優デビューというわけだ。民放プロデューサーは言う。

「彼女のInstagramのプロフィール欄には、フランスではElite Paris、アメリカではTHE SOCIETY MANAGEMENT所属としかありませんが、国内で所属しているのは母・静香の個人事務所なんです。今回の女優デビューも静香ママの手腕でしょうね。お見事ですよ」

 彼女が主演するのは「呪怨」などで知られる清水崇監督の「犬鳴村」(20年、主演:三吉彩花[24])、「樹海村」(21年、主演:山田杏奈[20])に続く、ホラー映画“村”シリーズ第3弾の「牛首村」だという。

「『犬鳴村』は興収14億を超えるヒットとなりましたが、『樹海村』は2回目の緊急事態宣言下の公開となってしまい、大した成績は残せませんでした。Kōki,の『牛首村』はいつ公開になるのかは発表されていません」

映画主演デビューの女優たち

 村シリーズの主役はいずれもモデル出身ということになる。もっとも、前2作と違って、Kōki,は芝居の経験が全くないまま、主演を張ることになる。これまで、映画主演がデビューという女優はいたのだろうか。映画関係者は「あまり思い浮かびませんね」と言うものの、探してもらった。

「浜辺美波と上白石萌歌の『空色物語』(11年)は、彼女たちがデビューするきっかけとなった、東宝シンデレラの受賞者たちを集めて作ったオムニバス映画です。東宝に所属する新人女優たちの10分程度のショートムービーなので、映画主演デビューと言えるかどうかは微妙ですね。映画会社の事務所に所属すれば、主演デビューも当然と思われるかもしれませんが、同じ東宝芸能所属の沢口靖子や斉藤由貴、長澤まさみも、映画主演で女優デビューしたわけではありません。かつての角川三姉妹、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子も主演デビューではありませんでした」

 映画主演でデビューした女優は少ないのだろうか。

次ページ:大成功は狙わない

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。