河井克行元法相に実刑3年「議員辞職」や「涙の謝罪」を裁判所に完全スルーされたワケ

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 2019年夏の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、6月18日、東京地裁は河井克行被告(58)に懲役3年の実刑判決を言い渡した。逮捕後も無罪を主張し、7カ月にわたり議員の職に止まり続けた河井被告は、今年3月に突然、辞職を表明。一転、買収を認め「万死に値する」とも語った。だが判決では、「議員辞職」も、最後の意見陳述で見せた「涙の謝罪」も完全スルー。弁護側の主張はことごとく退けられた。

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