中居正広「金スマ」終了の危機 前番組「ぴったんこ」も終わっていよいよ現実味

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改編候補入り

「『金スマ』の視聴率が悪いため、『金スマ』はじめ『ぴったんこ』、『うたばん』、『アサ秘ジャーナル』といった人気番組を手がけた名物プロデューサーが、“どんなことをしても平均視聴率を上げろ!”とゲキを飛ばしたためです。彼は現在、制作・編成の幹部に出世しているのですが、自身が携わった番組をなくしたくはありませんからね。しかし、なぜ今このスペシャルの放送するのか?と考えてしまうような番組となり、視聴率は上がらなかった。結局、今秋の改編対象番組としてリスト入りしているそうです」

 その間、安住アナが早朝の帯番組を担当することが決まり、「ぴったんこ」の降板と番組終了も決まったというわけだ。

「安住アナは『金スマ』にも進行役で出演しています。司会を務めた『ぴったんこ』を降りたのですから、『金スマ』だって無理かもしれませんね」

 思えば、中居がジャニーズ事務所から独立して丸1年が経った。退所時にレギュラー番組は5本あったが、今年3月に「新・日本男児と中居」(日本テレビ)が終了して現在は4本に。さらに「金スマ」もなくなるというのだろうか。

「実は『金スマ』がこれまでなくならなかったのはジャニーズ事務所への忖度です。もともと『金スマ』の正式タイトルは『中居正広の金曜日のスマたちへ』でした。もちろんSMAPの“スマ”でしたが、それが“スマイル”に変わったのは16年2月。SMAP解散が報じられ、『SMAP×SMAP』(フジテレビ)で彼らが解散騒動を謝罪した直後のこと。もはや解散が避けられない状態となり、番組名の“スマ”を“スマイル”に変更した経緯があります」

 TBSはジャニーズにかなり気を遣っているようだ。

「中居は独立の際、『評判が悪ければ番組は終わる』と会見で言っていましたが、数字が取れなくなれば、テレビ局も放ってはおけません。独立後、1年以上も放送されたのですから、今さら事務所の圧力などと言われることもないでしょう。さらにジャニーズは今、若手に地上波のレギュラーを持たせたいという戦略を持っています。すでに、日テレは単発ですがKing & Princeにスペシャルの冠番組を持たせました。最近では、Snow Manのバラエティ出演も目立っています。TBSだって協力しないわけにはいかないのでは」

「ぴったんこ」が終了すれば、「金スマ」の数字は下がる。中居、いよいよピンチである。

デイリー新潮取材班

2021年6月14日掲載

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