内部資料入手!「大東建託」が抱える1300億円の「工程保留物件」 決算のゴマカシか?

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「お願い契約」という名の不正契約

 大東建託では、一線の営業マンのみならず、管理監督する立場の幹部も苛烈なプレッシャーに晒される。そのプレッシャーが一因となる、社内で「お願い契約」と呼ばれる不正契約。不正契約は同社独自の区分「工程保留物件」に組み入れられるが、この工程保留物件こそ、大東建託の「パンドラの箱」なのだ。

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 埼玉にある「川口支店」の元建築営業課長が、「週刊新潮」2021年2月11日号「MONEY」欄での証言を続ける。過酷なノルマに追われるあまり、支店ぐるみの不正が横行し、元建築営業課長も10件以上の不正契約に手を染めたという。...

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