野村克也、上田利治、川上哲治…名監督、“生涯唯一の退場劇”で何が起きたのか?
「“不動心”失った神様」
審判の判定にリクエスト制度が導入され、近年ではめっきり少なくなったプロ野球監督の退場劇。歴代で退場回数が多い監督を調べてみると、広島、楽天で監督を務めたマーティ・ブラウンが計12回でトップ。次いで、巨人と阪神の両球団で唯一監督を務めた藤本定義の7回、金田正一(ロッテ)、大沢啓二(ロッテ、日本ハム)、落合博満(中日)、星野仙一(中日、阪神、楽天)の6回と続く。
その一方で、選手時代も含めて、心ならずも野球人生で“唯一の退場宣告”を受けた監督も存在する。...