福原愛さん離婚へ、台湾メディアも「愛さんの今後の見通しは明るくない」と予測

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台湾への裏切り行為

 もちろん、子供を心配する声は日本同様に多いのだが、それも概ね愛さん批判へとつながっている。

「子供たちを傷つけた罪は深い。良い方法を選ぶ資格なんてないでしょ。母親の資格なし」

 また、日本へと活動の場を移したかのように見える愛さんの行為は、台湾のファンからすると、自分たちが捨てられたように感じたのかもしれない。

「養育権を手に入れてどうするつもりなんだろう」

「江さん、素晴らしい。台湾の男の気概を見せてやれ。あの女への仁義は尽くしたはずだ。もう我慢の限界だろう」

 かなり冷淡なスタンスが際立つのだが、台湾でも愛さんの一連の行為はあまりにも“自分勝手”と受け止められてしまったようだ。

 かつてのように自分の言葉で「申し訳ないが、こういう事情で離婚したい」としっかり説明できていれば、ファンたちの反応も大きく違っただろう。

 現地メディア『ET today』は業界関係者のコメントとして、「福原愛は離婚によって子供の養育権を失う可能性もあり、不倫の代償は非常に大きかった」と指摘。

 別の現地メディア『民視新聞網』は「福原愛は家庭も子供も信頼できる友人も失い、完全に一人きりになってしまった」と苦境に立たされている点を強調し、「活動停止に追い込まれたことや、離婚や養育権をめぐって江宏傑氏にこうした対応を取ったことについて、台湾でも日本でも、福原愛の今後の見通しは明るくないと見られている」と解説している。

 愛さんは2月18日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した際に、今後、日本に拠点を移す意向を明かし、その理由として、「子どもが幼稚園に入るタイミングなので」と説明していた。

 その後のデート報道は想定外だったかもしれないが、離婚に向けて夫との距離を置こうという思いがあったことは推察される。養育権のことはどんな風に考えていたのだろうか。

西谷格
1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。地方新聞「新潟日報」の記者を経て、フリーランスとして活動。2009~15年まで上海に滞在。著書に『ルポ デジタルチャイナ体験記』(PHPビジネス新書)など。

デイリー新潮取材班編集

2021年4月28日掲載

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