櫻坂46・新センター「森田ひかる」の素顔 “田んぼで側転”の変人逸話

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グループでもっとも小さい

 身長150・5センチと小柄な森田だが、身体能力はかなりのものがある。本人は運動に自信がないらしいが、「けやかけ」で行われた運動能力チェック企画のビーチフラッグ対決では、決勝戦まで進出している。

 決勝の相手は、身長163センチのバレーボール経験者で、2期生No.1の身体能力の持ち主・田村保乃(22)だった。彼女を相手に、森田は1度ならず2度も同時ゴールに持ち込んだのだ。特に2度目はスタートで出遅れたものの、中盤から追い上げ、最後は超低空ダイブを見せた。結果、森田と田村の2人同時優勝。森田は自らを「負けず嫌い」としているから、その性格が功を奏したのだろうか。

 背の高いメンバーが多い櫻坂46のなかで、身長150・5センチの森田は、最も小さい。次に低いのが1期生・上村莉菜(24)で153・5センチだから、いかに森田が際立って低いかが分かるだろう。ところが、いざパフォーマンスとなると、この小さな身体から圧倒的なオーラが放たれる。とくに1stシングル「Nobody’s fault」の途中でジャンプする場面は、果てしなくかっこいい。

 櫻坂46に改名したことで、“量産型のキラキラ系可愛いアイドル路線”に転換するかとも思われたが、“欅坂46らしさ”は継承された。欅は中性的なカッコ良さ、櫻は女性的なカッコ良さを体現するグループなのだと思う。その象徴を担うセンター・森田ひかるのもと、メンバーたちは新しい櫻を咲かせてくれることだろう。

上杉純也

デイリー新潮取材班編集

2021年4月16日掲載

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