追悼・橋田壽賀子さん 大河「春日局」を書きながら夫の看病を続けた献身愛

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

「おしん」(NHK)、「渡る世間は鬼ばかり」(以下「渡鬼」、TBS)などドラマ史に残る名作の数々を書いた脚本家の橋田壽賀子さんが4日、急性リンパ腫で逝去した。95歳だった。昨年、脚本家として初めて文化勲章を受賞する偉業を成し遂げたが、素顔はやさしく、かわいらしい一面もある人だった。

 連続テレビ小説「おしん」(1983年)の最高視聴率は62・9%。大河ドラマ「おんな太閤記」(1981年)は同36・8%。1990年に始まった「渡鬼」は同34・2%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。...

つづきを読む