お騒がせ「koki,」の苦難、日本発の報道で中国人からも不評を買っていた

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 モデルのKoki,(18)が起用されたイタリアの高級ブランド「ヴァレンティノ」の広告が物議を醸している。着物の帯を踏む、和室に土足などの演出で、“日本文化を冒涜している”といった批判が殺到。「ヴァレンティノ」は公式に謝罪の声明を出し、問題のCMを削除した。

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 SNS上ではこの広告に出演したKoki,に対しても、“この演出に疑問を抱かなかったの?”“日本人モデルとしてこれは日本ではダメですよと意見を言うべきだったのでは”など、厳しい声が寄せられた。

 デビュー以降、Koki,は、「木村拓哉(48)と工藤静香(50)夫妻の次女」という知名度も生かし、ハイブランドのアンバサダーや中国の番組に起用されるなど、活躍の場を世界に広げていた。

 実は、Koki,に対して厳しい声が寄せられているのは、日本に限ったことではないという。先月、中国人からも、反発を招いていたというのである。

 彼女は、3月3日に動画配信された中国のオーディション番組「創造営2021」に出演。その時は、“木村拓哉にそっくり”“すごく可愛い”などの感想がSNS上に溢れ、大きな反響を呼んだ。

 ところが、この番組への出演に関して、思わぬところから反発の声が上がってしまったのだという。

 中国芸能事情に詳しいジャーナリストによれば、

「きっかけは、Koki,に関する3月25日号の女性セブンの記事です。記事自体は、Koki,の中国進出が非常に順調だというトーンのもので、今回の出演は中国で“偉大な父親に並んだ”
と評価されていることや、中国からオファーが殺到していることなどが紹介されていました。その中で、『創造営2021』の出演料が300万元(約4800万円)はくだらないとみられている、という記述もありました。この記事が11日に配信されると、中国のネットニュースが出演料の部分を切り取って翻訳し、紹介されてしまったんです。これに、中国のネット民が激しく反応しました」

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