コロナワクチン接種で予想外の混乱:ドイツ・EUは何に躓いたか

国際 Foresight 2021年3月19日掲載

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ドイツでは、英国や米国、イスラエルに比べてコロナワクチンの市民に対する投与が大幅に遅れている。高い医療水準を誇る国としては、予想外の事態だ。その背景には加盟国を代表してワクチンを注文した欧州連合(EU)が犯したミスや、政府の広報不足があった。

 オックスフォード大学のデータバンク「Our World in Data」によると、3月17日の時点で少なくとも1回ワクチンの投与を受けた市民の数は、米国で7367万人、英国で2527万人だったのに対し、ドイツは684万人と大きく水を開けられている。...

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