小室圭さんに「リモート会見をしろ」の声 1月15日以降に実施の可能性

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オンライン会見で疑念の払拭を

「少なくとも、前回のように文書で一方的に説明するだけでは、納得する国民はほとんどいないと思います」

 とは、皇室ジャーナリストの山下晋司氏。その場合、長官が「説明を果たすべき方」として挙げた3人のうち最も説明能力に長けているのは小室さんの代理人と思われるが、前出の記者は、

「小室さん本人が出てこなければ“法律を学び、国際弁護士を目指しているのに自分の言葉で説明できないのか”と、さらなる批判に晒されるのは必至です。まず文書を出すにしても、最終的には本人が会見などに出席しなければ収まらないでしょう」

 とはいえ、コロナ禍では帰国もままならず。留学先のフォーダム大ロースクールの授業開始は1月19日からだが、日本到着後には14日間の自主隔離が要請されており、年末年始の一時帰国は現実的ではない。

 先の山下氏が続けて、

「長官の苦言を受けても小室さん側が何もしなかった場合、長官の体面が汚されたも同然ですから、一時金を決定する審議に影響を及ぼす可能性があります。言い換えれば、長官はリスクを背負ったわけであり、“果たすべき方が果たして”との言葉は、非常に重いといえます」

 その重みとともに説明を求められた小室さんは、

「ご本人自ら一連の経緯について説明するのがベストです。時間無制限で記者からの質問を受け、すべてに答えるスタイルが望ましいですが、それが難しければ事前に記者から質問を出してもらい、それに答える形でもよいでしょう。現在はオンライン会見なども行えるのですから、5月のロースクール卒業を待たずに、国民に“見える形”で少しでも疑念を払拭して頂きたいと思います」(同)

リモート会見をする場合の日程は

 その“見える形”については、皇室制度に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授も、

「平成の時代、当時の天皇皇后両陛下をはじめ皇族方は、現場に赴いて肉声を発せられ、それを国民がテレビで目にすることで幅広い支持につながってきました」

 そう前置きしながら、

「今の小室さんの振る舞いは正反対で、疑問に正面から答えることのないまま留学し、国民から雲隠れしてしまいました。まずは、拙(つたな)くてもいいから自分の言葉で誠意を見せることが大切でしょう。留学中でも、リモート会見という手があります。芸能人ではないので、大勢の記者に囲まれて質問攻めにされる会見はハードルが高いでしょう。その点、リモートであれば画面越しなので、うまく間を取って自分のペースで話ができるのではないかと思います」

 では、そうした手筈が整ったとして、小室さんが“国民の審判”を仰ぐ日はいつになるのだろうか。小室さんや代理人の会見は宮内庁の取り仕切りではないとはいえ、

「会見は、皇室の新年行事の最後を飾る1月15日の歌会始が終わった後が適切ではないでしょうか。ただ、準備に経費がかかったとして、まさか“会見は有料で”などと言い出したりはしないか心配です。小室さんのことだからどんな奇策を繰り出してくるのか、見当がつきません」(前出の記者)

 令和初の歌会始で、眞子さまは「月」をモチーフに小室さんを想起させる歌を詠んだ。次回、あるいは典雅な宮中行事の直後に“最愛の人”の真価が問われる場面が待ち受けているかもしれないのだ。

週刊新潮 2020年12月31日・2021年1月7日号掲載

特集「『美智子さま』ご焦慮に『宮内庁』あたふた! 元凶『小室圭さん』が『リモート会見』の行方」より

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